押井守監督作品「攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL」の海外アマゾン評価レビューのまとめ和訳






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バンダイビジュアル (2009-10-27)


先日2.0を見たので、オリジナルの方の海外レビューを覗いてみました。

GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』(ゴースト イン ザ シェル / こうかくきどうたい)は、1995年11月18日に公開された日本の劇場用アニメ映画。また、リニューアルされた『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊2.0』が、2008年7月12日より全国5都市で公開された。Production I.G 制作。原作は士郎正宗の漫画『攻殻機動隊』。監督は押井守。

他人の電脳をゴーストハックして人形のように操る国際手配中の凄腕ハッカー、通称「人形使い」が入国したとの情報を受け、公安9課は捜査を開始するが、人形使い本人の正体はつかむことが出来ない。そんな中、政府御用達である義体メーカー「メガテク・ボディ社」の製造ラインが突如稼動し、女性型の義体を一体作りだした。義体はひとりでに動き出して逃走するが、交通事故に遭い公安9課に運び込まれる。調べてみると、生身の脳が入っていないはずの義体の補助電脳には「ゴースト」のようなものが宿っていた。

漫画の1巻を原作とする。SF小説的な内容で、アメリカではビルボード誌のビデオ週間売上げ1位となる(1996年8月24日付)。全世界でのビデオ・DVDの売上は130万本(日本経済新聞 2002年7月21日付 朝刊)。


※ネタバレ要素が含まれますので、ご注意下さい。
現時点で、米アマゾンは総477レビューで星平均4.3で、英アマゾンは総112レビューで星平均4.1です。


・★★★★★:このアニメはとにかくユニークだ。写実的なアニメというだけでなく、脳天に衝撃を与える。製作に関わったすべての者たちは細心の注意を払ってこの映画を作り上げた。話に引き込まれるし、特に「人形使い」の正体がわかるときなどは。見終わった後でも、何度も何度も何度も見返したくなる。でも特殊な用語を理解してないと混乱するかもしれない。用語に関する知識があれば、ストーリーはかなりわかりやすくなる。たとえば「ゴースト(人の自我や意識、霊魂のようなもの)」など。アクション満載のSFアニメの金字塔的作品で、気に入ったならスタンドアローン・コンプレックスやイノセンスを見るといい。

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・★★★★★:この映画はかなり重く、筋を追う分には問題はないが、隠されたメタファーに気づくのには時間がかる。この映画の好きなところは息を呑むほどの映像表現で、今日でも突出している。光り輝く都市と腐敗し停滞する文明のコントラストが、美しく示唆に富む。未だにほとんどのアニメよりも視覚的先端にあり、美しく刺激的だ。ただ、一度見ただけで理解できるとは思わないように。

・★★★★★:マトリックスと攻殻機動隊を比べているレビュー幾つかを読みました。個人的にそれほど的確な内容ではないと思います。この映画はカルト映画のブレードランナーと同じ雰囲気を持っており、同じ主題を扱っています。他のほとんどのアニメに比べてGITSは少し退屈かもしれませんが、アニメを見るときに多少なりとも頭を働かせることが好きなタイプなら、恐らく気に入るでしょう。

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・★★:アニメファンじゃなくても仰天の映画だ。視覚的演出、ストーリー、圧倒的なアクション全てが未来的なアイデアで詰まっている。ではなぜ二つ星かというと、音声がクソなんだ。絵と音に無視できないほどのラグがある。どうか修正版をリリースしてほしい。(※DVDへのコメント)

・★:これは芸術性やストーリーにおいて屈指の映画なのは間違いない(いま見ると話が多少古く感じるかも。それでも好きだが)。でもこのDVDは彼らの努力を台無しにしている。3台の再生機で試したが、どれも音楽や字幕がずれるんだ(他はすごい!)。これ以上悪くしようがないくらいの出来だよ。何か他の方法で見た方がいい。

・★★★★★:私は攻殻を見たときは16歳の時だったし、多少は理解できなかったところがあった。展開やアクションスタイルは映画「ヒート」(アル・パチーノ、デ・ニーロ出演)を思い出すし、ハードボイルドミリタリーアクションの間に哲学性を挟んである。表面上はテロや政治的陰謀や調査活動が行われるが、その底に流れているものは欠落と欲望と嫉妬の三角関係である。押井は素子を使って人生や現実や存在や記憶について熟考しながら、自分の未来に対する哲学的不安を述べている。私がとても興味深かったのは、実は人形使いが孤独や不安定さに強い恐れを抱いていることだ。

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・★★★★★:「ゴースト」とは魂と呼ばれる、人口の義体に収められた個性の中核をなすものである。この作品をアート臭い映画と思って見向きもしない人もいるだろうが、忍耐力のある観客なら至高の作品となることは請け合いだ。音楽は川井憲次が作曲し、日本の伝統楽器を使って素晴らしい歌声とアンビエントサウンドを組み合わせたスタイルは美しく、印象的だ。これは驚くべき映像体験であり、考えさせられる所が多々ある。大人向けの映画が好きだが、過剰な性暴力物はゴメンだという人は、まず検討すべき作品だろう。

・★:この映画を一ミリも理解できなかったし、なんでみんなこんなに退屈なのにこれが好きなのかさっぱりわからない。話についていけない。暴力表現は悪くないけど、なんで女のロボットが全裸なんだ? ストーリーに関係ないだろ。唯一良かったところはアニメーションのクオリティーだけど、買うようなアニメじゃない。俺は買って損した一人だ。

・★:ほとんど同意が得られないのは承知だが、見てとても失望した。コンセプトはいいが独創性に欠けるし、話に山場がない。この映画とマトリックスを比べるのは筋違いだし、人物造形が浅く、中身に欠ける。私が嫌う理由は予想以上にアクションが少ないところだ。話は断片的で支離滅裂、結末があまりに不自然だった。単刀直入にいうと、これよりも買う価値のある映画は他にたくさんあるってこと。

・★★★:パトレイバー症候群といいますか、エレベーター内のシーンが多すぎ!! 10分前に聞いたような同じ話題で話し込む2ショットの連続で、観客を引き込むことは難しいです。ブレードランナーが好きなら、似た感じのこの映画も楽しめるかもしれませんが。

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・★★★:過剰なまでにスタイリッシュで見事な出来だが、あまりに短縮されすぎている。たった78分しかないし、ストーリーに深さと奥行きが欠けている。個人的には買うほどでもないと思う。原作漫画を知らない人には、省略されすぎてまとまりがなく、とても見られたものではない。

・★★★:この映画は、人間のアイデンティティの本質や、記憶が変わればその人の本質も変わるという見解を持つ。全体的雰囲気やセリフ回しなど、かなりの点でブレードランナーの影響がみられる。さらにおもしろい点は、マトリックスのアイデアにかなりのインスピレーションを与えていること。オープニングタイトルは明らかにこの映画を元にしているし、他の人が言ってるように、この主役はトリニティの原型である。結末は幾分陳腐だが、SFアクション映画としては著しく重要な作品である。

・★★★★:私はこれを「ダークシティ」と一緒に借りてみた。1998年製作のこの映画は、攻殻にかなりの影響を受けている。ダークシティも攻殻のように、自分が思っているのとは違う現実に対する知覚や記憶や魂について描いている。攻殻は2度見たら更に好きになった。私は船のシーンで流れる絶景が気に入ったし、やり過ぎかと思ったヌードも2回目では臨場感を感じるようになった。ビジュアルに関しては傑作以外の何物でもない。

ダークシティ』(原題: Dark City)は、1998年にアメリカで製作されたアレックス・プロヤス監督、ルーファス・シーウェル主演のSFスリラー映画である。

『アイ,ロボット』などで知られるオーストラリア出身のアレックス・プロヤスが監督したSF映画である本作。ティム・バートンが監督した『バットマン』に出てくるゴッサムシティを彷彿とさせるような闇に閉ざされた世界観と斬新なビジュアルが随所に散りばめられており、謎を含ませたストーリー展開などの要素から多くの映画ファンから賞賛された隠れた名作である。

SF映画的な要素ではあるが、ラブ・ストーリー、サスペンス、アクションなど様々な要素が組み込まれているので、一概にジャンル分けするのは難しいが、どの要素においても非常に工夫されており、ラストの展開に賞賛するファンも少なくない。




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・★★★★★:「たとえ記憶が幻の同義語であったとしても、人は記憶によって生きる物だ」と人形使いは言う。技術的に高度に発達したサイボーグの義体や電脳の中でも、魂は存在しえるのか? 主人公は、自分の中のゴーストに対して疑いを持つ。電脳がゴーストを生み出し、魂を宿すものなのか? そうであれば何を基準にして自分を信じればいいのか? そこに繋がりを見出せなければ、「宗教」という言葉が浮かんでくる。とても知的で刺激的であり、実存的探究心に溢れるオンリーワンのアニメである。

・★★★★★:これはアキラと同等だね。正確にはその次くらいかな。マトリックスがわかりにくかった人は、ダークシティを借りて、それからこれを見るといい。傑作だけどちょっと短いかな。アキラは長すぎたけど。一度見て理解できなくとも心配いらない。川に飛び込むように、話の流れに身を任せればいい。長くて退屈なんてコメがあるけど、たった82分しかないよ。短い時間で複雑な内容をまとめてるし、天才的手腕だ。濃密で挑戦的な傑作だし、まさにSFの鑑さ。

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公開から早17年ですか...

以上です、ではまた。


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