ゲーム『ゼノギアス』の海外アマゾン評価レビュー(感想)の和訳






ゼノギアス PS one Books
スクウェア (2001-12-20)



生涯忘れえぬ作品の一つです。同じようにこの作品に並々ならぬ想いを抱いている方もいらっしゃるのでは。海外の方々はどのように受け止めていたのでしょうか。

ウィキペディアから--
『ゼノギアス』(Xenogears)は、1998年2月11日にスクウェア(現スクウェア・エニックス) から発売されたプレイステーション用RPG。正式なジャンルは「新世代サイバネティックRPG」。



以下ネタバレ要素を含みますので、未体験の方はご注意下さい。
まずは米アマゾンからで、現時点で総273レビューで星平均4.5です。

・★★★★★「すべてのRPGファンがプレイすべき凄いゲーム
ゼノギアスは間違いなくスクウェアが作ったトップRPGの一つだよ。このゲームは興味深いキャラ、すごいバトルと美しいアニメシーンでいっぱいだ。ゲーム音楽も好きなものの一つ。ストーリーが進むにつれてほんと輝きだすし、SF好きの人はきっとハマるよ。だけど話はとっても複雑だし戸惑うと思う。理解するのに2回はやる必要があるだろうが僕は全く苦じゃなかった。2週目の間ずっと同じくらい没頭できたよ!

ゲームのサントラだって今まで聞いた最高の一つだけど、あいにくこのゲームは音楽をちゃんと扱っていない。何度も繰り返し同じ曲を聞いている感じがするし。このゲームの唯一の欠点はギアバトルとアニメシーンのアフレコ。ギアバトルはとてもかっこいいけど、ゲーム最後の2/3であまりにもそればかりだし。キャラクターでもうちょっと戦ってくれたらよかったかなと。アニメシーンのアフレコはちょっとキツイけど全くダメってわけでもない。それら全部ひっくるめても、コアでうるさ型のSFやファンタジー好きのゲーマーにとってもすごいRPGになるよ。

これから始めるプレイヤーはゲームテキストを読んで楽しめないとね。だってゼノギアスにはかなりの文章量があるから。とくにディスク2には。非常に難解だし、FF7なんてゼノギアスに比べれば屁みたいなもん。ゲーム終わり近くのボスバトルはかろうじて生き延びたし、プレイ中少なくとも10回は死んだ。たくさんPPGをやってきたけどその死んだ回数を合わせたよりも多かった。

ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン コンプリート(限定版:PS3版「ファイナルファンタジーXIII」体験版同梱) Blu-ray Disc



どんなゲーマーにとっても素晴らしいRPGだけど、初めてRPGをするひとにとってはちょっと太刀打ち出来ないかもしれない。この作品は、ゲームがただの子供のためのものじゃないってことを証明してくれたしほんとそう。このゲームの適正年齢は、話が複雑だし16歳以上がむいてるんじゃないかな。もちろんそれより若い人でもできるけど、他のジャンルのゲーム以上に大人のほうが向いてる。僅かながら卑猥な言葉とかほんのちょっと性的な部分があるけどそれほどひどくはない。

ゼノギアスは全RPGファンがマストバイだよ。若者も、大人も特に。まだ持っていないなら、いますぐ手に入れろ!



次も熱い感想を。

・★★★★★ 今までで最高のRPG (ニューオーリンズ)
大当たり! これがこのゲームにふさわしい唯一の言葉だよ。まさにストーリーなんて俺がプレイしてきたどんなゲームよりずっと前をぶっちぎってる。名前を上げればFFシリーズ、クロノクロス、クロノトリガー、どれもこの話に一歩も近づけてない。

アルティメット ヒッツ クロノ・クロス アルティメット ヒッツ クロノ・トリガー



ディスク2全体は基本読むだけといってもいい。話はとても複雑でただ読むだけでもディスク半分以上も使う(日本版より半分カットされていても)。早くてもクリアに70時間以上かかるし、ディスク2の話全体をちゃんと理解するとなると少なくとも200時間以上もかかるんだよ!それだけじゃなく話が全く予測不可能なんだ。殆どのゲームは半分もやれば全体的な話の察しはつく。でもゼノギアスは前半なんて何が起こってるのか全く手がかりもつかめないけど、いったん話が見えだすともう最高!

かなり独特なギアバトルはすごく引き込まれるし、音楽は他のRPGと同等って感じ(FF7とクロノクロスは除く)。もし欠点があるとすればディスク2のゲーム要素がほぼないところかな。でも作品にとってどうしても必要なことなんだ。まあちびっ子にはなんとも複雑すきるし、多くの人が重い宗教的な側面を指摘してるけど、これは架空のゲームだってことを思い出せば、脳みそが半分もある人なら腹も立たないよ。プレイした中で最高のゲームだし、読んだ中の最高の小説だし、見た中の最高の映画だった。もし買ってないなら冗談抜きで損してる。



海外でもちゃんと魅力が伝わってますよね。ローカライズ作業はさぞ大変でしたでしょう。読んでまた当時の熱気や感動が甦ってきます。次は自身もライターである方からの感想。(ちょっとネタバレ含みます)

・★★★★★ 最高にお気に入りのJRPG (サンフランシスコ)
生まれてから最もやりごたえのあるRPGはこれ以外なかったですし、完璧だったFF6や7以上でした。もうすぐFF12が発売間近ですが、過去に戻って再びこのすごい冒険を追体験したい気分です。

ここでシステムなどの細かい点を書くつもりはありません。もう散々言い尽くされてますから。このゲームのストーリーはそれはもう完璧です。どんなにゲームとして破綻してても5つ星はあげなくてはいけない。私自身ライターなので、深く作りこまれたキャラクターやプロットなどは夢中になってしまう。全てのキャラ、役立たずのチュチュを除いて、深く興味深い背景をもち、ゲームが進むにつれてほぼ詳細は明らかになります。キャラクターのとるリアクションは常に理にかなっています。ディスク1は全般にわたって信じられないほどの出来。他のゼノシリーズタイトル同様、激しい政治的駆け引きやフラッシュバック、水面下で進む人類究極の運命を左右する巨大な陰謀、宗教的な象徴や含みの数々。実は話のなかで善玉と悪玉が細い線でつながっています。その所属する場所で各々が注意深く振るまい、仲間に牙をむくことも。敵だと思って進めていたら、全く敵なんかではないなんてことも。こうしてディスク2に向かいます。

知らない方に向けて書きますと、クリエイターの高橋哲哉は、ゼノシリーズは6つのエピソードからなり、エピソード5にあたるゼノギアスから始めました(なぜ5から始めたのかは不明)。しかし企画は予算超過やスクウェアの他の問題で短縮され、ディスク2は今のようになりました。不満を感じた高橋はスクウェアを去り、制作会社モノリスを起ち上げてゼノサーガシリーズを開始しました(エピソード1が彼がまさに作りたかったもので、エピソード2はオリジナル脚本を切り刻んだもの)。彼はもう一度苦しんだようで、エピソード3の後にシリーズは終わりを迎えました。本当に悲しい事ですね。願わくばこの巨大で並外れた物語を完全に収録した書籍などにして粘り強く書いて頂けたらと。

ゼノサーガ I・II(特典無し) ゼノサーガ エピソードIII [ツァラトゥストラはかく語りき] Xenoblade ゼノブレイド(特典なし)



基本としてゼノの世界を新しく知る人に分かって欲しいのは、ゲーム性自体はブツ切られた後なのでそれほど素晴らしいものではないかもしれませんが、ストーリーが他のあらゆる欠点を補っています。初プレイですとクリアに60時間以上かかることは保証しますが、その点で失望することはありません。気にいらないところ?行ける町などがもっとあればとは思いました(行けてせいぜい10カ所程度だったような)。



製作の裏事情なんかも詳しいですね。ちょっとチュチュが可哀そうですw。十分癒し系でした。ゼノシリーズはまたゼノブレイドが引き継いでいるので良かったですね。次は自称中立の立場から客観的に分析されている方。長いです。

・★★★★「重大な設計ミスで、壮大なRPGになりそこねた」(カナダ)
ゼノギアスはRPG界の評価をふたつに分けた。崇拝する側と嫌悪する側とに。私は中立の少数派だ。好きでも嫌いでもなく、長所や短所に盲目的にならずにこのゲームを冷静に評価できる側かと思う。

私の感想を簡潔に言えば、全くの素晴らしいストーリー、全く酷すぎる設計、全くもってゲームとして未完成だということ。ストーリーと世界観はすばらしく、音楽は荘厳でバトルシステムとキャラクター造形はとても良い。話のペース配分に欠陥があり、粗いグラフィックはすべて最悪で、カメラ視点も悪くテキストのスクロールが遅いし、たまに読み込みに手間がかかりやるのも見るのもひどく嫌になる。

興味ある方に詳細を書いておく。

[長所]
1.音楽:クロノシリーズの光田が作曲で、雰囲気としてはその感じ。曲の一部は豪華としか言いようがなく悲劇性を高めているし、聞くとゲームの雰囲気が思い浮かぶ。歌も美しいし、アイルランド人と日本人歌手が上手く歌っている。”引き裂かれしもの”、”神無月の人魚”と”Small of Two Pieces”など今まで聴いてきた中でもお気に入りだ。でも曲はあまりこのゲームに合っているとはいえない。こんなに巨大なゲームなのに曲自体の数が比較的少ないし、過度に同じ曲が再送されてつらい。しんみりしたディスク2や特にダンジョンとか。バトルの曲はよくもないし、100回も1000回も戦うあいだ繰り返されてウンザリする。それでも曲は間違いなくゼノギアス最大の特徴 - そのもの悲しく、忘れられない雰囲気を大いに引き立てている。この点が、ただの良い作品から偉大な作品へ昇格できたところだろう。

2.性格描写:人物造形が稚拙とか文句言っている人がいるけど理解出来ない。他の多くのゲームの登場人物はよく風変わりだったりするけど、ゼノはとてもよく練られているし振る舞いも(概ね)控えめだが、短絡的で未完成のキャラもいる(描かれ方のことで、キャラ自身でなく)。一部のキャラは心理学から無理やり引っ張ってきた感じがあからさまで、性格描写という点で寄せ集めな感は否めない。その点は否定できないけど、結果的にはほんと素晴らしくなってる。まあちょっと大げさに感じるかもしれないけど、もし面白さにつながるのなら、その過剰さについては文句はない。

3. バトルシステム:気に入ってる。何よりまずギアバトルがね。どんなメカよりカッコイイ。次に四角、三角、xボタンを正しい順序で押して、新しい技を覚えていくシステムも。バトル中ボタンを必要回数押すと新しい技を覚えていく。同じくエーテルも - 怪我を癒したりステータスなどサポートする能力でいろいろと役立つ。忠告するけど、一部のボスバトルはかなり難しい。うまく戦い方を工夫する必要あるかも。それとゲーム終盤にお金がたりなくなってかなりイライラする。これも設計ミスのひとつ。前半で貯めておくのもいいし、数時間お金のためにバトルするとか。

4. またやりたくなるところ:話が複雑だから何度でもできる。二周目は何が起こっているのかが分かって楽しめる。それでもわからない点は残るけど-書き方が悪いしアイデアも生煮え-、基本的な政治集団をよく知る人は、このゲームの登場人物や歴史を、会話やフラッシュバックの一周目では混乱するようなところなどもほぼ分かるだろう。

[凄い点]
1.ムード:忘れられない悲しみと不気味さ。たぶん話そのものより、世界観(忘却された過去、不気味で荒廃した都市、人類の犯した致命的な失敗を目撃することになる)が好きだ。物語は、複雑な筋のねじれのなかで語られて、悲しみと罪の重荷を積み込んだ過去の話だ。言わば宿命的な話といっていいけど、宗教的な部分を持ち出されるのが嫌な人やインチキとかいう人もいるかもしれないが、やり終えてみれば文句もなくなる。それにはちゃんと意味があるし見事というか、人が死んでいくことの運命やはかなさを教えてくれる。ムードとして灰が舞い上がる中にいるというか。ゼノギアスの高橋監督は彼の暴走する創造性を制御するだけの厳格さは持っていたのだろう。しかし彼の持つ天才的ヴィジョンは、語られるストーリー以上の世界を作り上げてしまった。私は何よりもまさにここが、ゲームとしてのゼノギアスの価値について、激しい議論を呼んだ要素に思う。ゲームとしては成立していないかもしれないが、彼の見つめているヴィジョンは驚嘆すべきものだ。おっと、かなり興奮してしまったが先へ進もう。

2.ストーリー:確かにエヴァンゲリオンに所々似てるところがある。だから何だ? 私はエヴァはあまり好きじゃない(その件に関する否定的なレビューも列をなしてる)。私の意見が他の感想と重複しても、私のにも面白みはあると思うし気にしないで書こう。ゼノの表現や世界やキャラは、他のアニメの焼き直しっぽいエヴァとはまったく違っている。過剰な心理学や宗教的シンボルを除いても、ゼノのストーリーは素晴らしい。( 以下あらすじ略)

RAH エヴァンゲリオン初号機 (初回生産限定パーツ付き) 新世紀エヴァンゲリオン (13) 【プレミアム限定版】 (カドカワコミックス・エース)



[短所]
1. グラフィックデザイン、色使いとカメラ:ゼノギアスは回転カメラ視点でフル3D環境を採用して、ブロック状のポリゴンに明るく配色されている。悪いと言ってもグラフィックそれ自体が悪いわけではない。カメラの回転はあまり役に立たないし、半分以上周りを見渡せないし、ダンジョンをより難しくしている。画像はとても粗いし、ときに明るすぎるし、このゲームをプレイしてちょっと視力が落ちたんじゃないかと確信している。この粗さに素早いカメラ移動も加わって(たとえばバトル中)、文字のスクロールはゆっくりと、一部環境ではほとんど目を傷つけるほどの明るい色調でときどきじっと見ているのが辛くなる。それに私は数時間以上プレイすると頭痛がしてくる。私の目は激しいカメラ移動やテキストを追うことや荒い画像に耐えられない。これがこのゲームを再開するのに6年間もかかった唯一の理由だ。以下略(とにかく目が痛い、スクロール、ローディングが遅いなどの訴え)

[疑問点]
宗教的なシンボル:うーむ、議論や論争かんたら。私は実際にほかの国の人の感想も読んでみて、この部分は怒るというより面白がっていた。それに宗教的なものを使って何が悪いのか?こなれていないと言うかときどきすごく大げさだけど。ゼノサーガもこの点を受け継いでいるよね。だけどいいかい、これは娯楽なんだよ!ゲームを盛り上げるためのものだ。一部のファンが考えていることとは違って、メッセージは”神批判”ではない(反宗教的かもしれないけど、仮にそうであっても非常に限定的なところだけである)。宗教的スパイスはより話を面白くするし、誰もが堂々と社会で宗教の意義と重要性について語る権利がある。最後に、私もゲーム内容が総じて過激だとも思わない。宗教は意味のある"メッセージ"としてだけでなく、できるだけ多くの世界の歴史と社会を構築するための主な道具として使われてきた。そこに何の問題はない。

別のレビューにあるように、ゼノギアスは優れた物語が好きで、欠点を気にしない忍耐強い人にむいている。ゆっくりプレイして、少しずつ吸収するように。そうすればだぶん欠点もそれほど感じることなく、プレイする喜びに満たされるだろう。

コメ1(シカゴ)
あなたが指摘した悪い点以外はすべて同意するけど、カメラは役に立つし良くできてるし、グラフィックだっていいし(粗い?それが最大の不満?)、あってる。色使いも誰にも頭痛なんて与えない。これは史上最高のゲームさ。

コメ2(シアトル)
本気で言ってるのかい?ショックだね。面白さが5点中2点だって?デザインも酷いって?PS1時代の他のRPGをやってみたことあるのかい?この壁のような文字数の感想を書いて他人にやってほしくないみたいだね。あんたがこの1万語の感想を書いたっていうことは、あなたの人生にいくらかのインパクトを与えたってことだろ。最初にこれで遊んだとき、つらい経験でもしたのかい?

俺の意見は、この感想を真に受けなくていい。ゼノギアスは今までで最高のRPGの一つだし、このゲームのストーリー、プレイ体験、面白さに匹敵するRPGはほかに一握りもない。

コメ3(ボストン)
かなり良いレビューだけどそれでも一つ二つのことに反論を。まず、PS1時代としてはグラフィックとカメラは驚くべきだし、このゲームは未だに偉大だよ。FF7のダンジョンでのクラウドの見え方と比較してからいってほしいね。

次に、ディスク2についてあれこれ言っているけど、それは正しくない。私は6回通じてやったけど、テンポやストーリー作りがダメだめなんて感じたことはない。会話は最初からぎこちないというか終わりまでそうでも。それはフェイの運命と世界に、非常に重要な役割を果たしているキャラが総勢25以上をも含む大規模なストーリーだから。同様にすべてのスクウェアのRPGは、常に前半に比べてゲーム後半はとくに暗くなる。ストレートに進める限り、このゲームをプレイする人のほとんどが物語のためで、ダンジョン探検のためではない。ゲームが進むにつれてとにかく100%一本道になる。ダンジョンの中を探索できるが、"サイドクエスト"に参加できる回数は数回ほどだ。



他の方のコメントも訂正してますが、この方の眼が痛いとか頭痛がするとかは本人の持病とか使っているモニタのせいかと思います。確かに暗くて見にくいところもありますが、2,3時間やって頭痛がしたり、視力が低下するほどのグラフィックではありません。そりゃ10時間や15時間とかやって頭痛や視力低下したとしてもおかしくはないですが。それはほかのゲームでも一緒です。私もFF7よりは見やすかったと思います。普通にプレイして全く問題はありません。PS1の頃のRPGの画質は凡そこんな感じでした。

アヴェやキスレヴが古代ユダヤの月の名前とか、ニサンはイエスが死んだ月などとほかに映画ソイレント・グリーンについての言及などもありますね。ほかの意見もほぼこの方の感想に網羅されています。また宗教的側面の感想は私の理解が及ばないので控えます。

ソイレント・グリーン [DVD]



ukはレビューが3つで、イギリスでは正式に発売されていないようです。ちょっと否定的な意見とその反論。

・★「最悪」(イギリス ブラッドフォード)
なんといってもこのゲームはとても退屈だし、話の筋もないから感動なんてできやしないし、バトルは長いしただの時間と金の無駄だよ。でもあんたがコレクターなら買えばいいじゃん。



・★★★★★ 「もっとも素晴らしいゲームの一本」(ドイツ ニーダーザクセン州)
上のヤツの感想に耳を貸す必要はないよ。たぶん彼は30分もプレイしてないだろうから。このゲームは今までで一番複雑なストーリーといってもいいし、2回クリアした後でも今までに作られたゲームの中でもベストだと断言できるよ!



この素晴らしいゲーム音楽を抜きにしてこの作品は語れないので、サントラのレビューも加えておきます。

ゼノギアス オリジナル・サウンドトラック


・★★★★★「偉大なゲームに相応しい美しい音楽
ゼノギアスは残念だがイギリスで発売されなかった。しかしアメリカに行ったとき、輸入盤を購入できた。光田康典作曲のこの2CDのサウンドトラックには、さまざまな音楽が収録されて、ケルト風のものから従来のRPG風のものもある。2ボーカルトラックが含まれて "Stars of Tears" (アウトテイク) と "Small Two Of Pieces" (エンディングテーマ) 、両方ともアイルランドの歌手ジョアンホッグ(クリスチャン系ロックグループのIONA)が歌っている。これらは光田さんによって作曲され、曲の美しさをさらに強めている。ゲームをプレイしていなくとも十分買う価値はある。

Iona - Open Sky



イギリスであまり知られていないのか残念ですね。内容的に発売が難しい地域も結構あったのかもしれません。

・★★★★★「この上ない感動に満たされて」(猿の世界)
ゼノギアスには野心的で、深遠なテーマがある。男と女、人間と神の関係を背景にして力強い構想を持っていたし(実は宗教的な側面で、ほとんどの北米に受けなかった)、とても感動的なラブストーリーでもあった(フェイとエリィの永遠の絆は美しかった)。それに私が今まで映画やゲームで見た中で最も強烈で、崇高な気持ちになるときがいくつもあった。~ネタバレ略~ ゼノはとても感情に訴えるゲームだ。サントラ(あらゆるシーンに影響を与えている)はゲームをよりパワフルなものにしてる。

私は光田康典に畏敬の念を抱いている。音色と感情を融合させることができる映画・ゲーム作曲家は少ない。ゼノギアスは壮大なゲームだった ...終えるまで70時間ほどかかった。たぶん約5時間はゲームを中断して、ただ音楽を聴くために費した。”夢の卵の孵るところ”の悲しげなバイオリンとピアノ以上に美しい曲が他にあるか? ”神に牙むくもの”以上に威圧的で破壊的な曲はあるか? "蒼き旅人"は高揚感があり勇ましい。"遠い約束"は単純なメロディーでもとても美しい曲を作れることがわかる。"飛翔"はちょうどそのシーンを思い浮かべて鳥肌がでる。その強力なトランペットで盛り上がり、のびていく弦楽器とパーカッションが組み合わさって、おそらく今まで聴いて最も気分が昂揚する曲だ。エンディングテーマの"Two Small Pieces"はケルト音楽を取り入れて豪華だ。歌声も綺麗である(歌手が誰なのかわからないが声が美しい)。"グラーフ 闇の覇者"は謎の悪役の非道さを強調する、不吉で邪悪な楽曲である。"夜空一杯の星をあつめて"は"飛翔”からテーマを再利用して、より悲しみを癒すかのような管弦楽曲だ。"風が呼ぶ 蒼穹のシェバト"は、神秘的で魅惑的な品がある。

当然このサントラを聴いても、ゲームに愛着のない人には同じ感動をもたらさないだろう。シンセサイザー技術が大幅に向上していている昨今、古風な楽曲の手本のようなこのサントラは、人を煽り高陽させるものではない。それでも、もしゼノギアスをプレイしてきて、グラーフとフェイが対決するとき、またはフェイとエリィの心が触れ合うとき、またはマリアが仲間をソラリスに運ぶときのことを思い浮かべて、今だに心が震えるのなら...このサウンドトラックを買・う・べ・き・だ。この楽曲は、音質関係なく時を越える。そして聴くたびにゲーム史上屈指の、この物語の記憶が甦ることだろう。



できればサントラ単独で買うより、ゲームのなかでこの楽曲を聴いてほしいですね。ストーリー、音楽、ゲーム性すべてを含めてゼノギアス体験なので。

・★★★★★「光田の力強くて感動的な傑作」(オクラホマシティ)
光田康典は古典的なスーパーファミコン用RPGクロノトリガーを作曲したことで有名だ。しかしその素晴らしい続編のクロノクロスなどの外のすべての作品のより、アングラ古典的なゼノギアスのサウンドトラックが、たぶん彼の最大の作品だろう。スクウェアにしてはゼノギアスはとてもストーリー主体のRPGで、非常に重く観念的な側面と、練りに練られた構想を持つ。だから特にその音楽は、ゲーム進行にあわせてそれに相応しいムードや雰囲気を作り上げる必要があった。光田は課題を持って挑み、今までに作られたもっともパワフルで感動的なサントラのひとつを作ることが出来た。

サントラの第一印象は、全体的なトーンとして彼の他の作品よりもずっと暗い。明るい曲もちらほらあるが、全体として暗く陰鬱な感じに統一されいる。曲もシンセのような音を使っているし、確かにゲーム音楽の感じはする。

しかし光田は、私たちのその印象をガラリと変えるほどの天賦の才を発揮する。音は確かに暗いがそれは単に彼が音楽的に成熟しているからであって、ありのままの感情をも演奏に反映させることができるからだ。シンセ音を使っていても、MIDIの限界にもかかわらず見事に細工されて、とても美しく流れていくので、まるで曲に命が宿るかのようだ。各曲は稠密に作られた傑作であり、他の一般RPGで見受けられるやっつけ的な曲は一つもない。

興味深いのは2つのボーカル曲だ。RPGのボーカル曲は大体いい加減なものだが、これら2曲は間違いなく当たりだ。しかしユニークなのは彼らは日本語ではなく、英語で歌っている。歌手はアイルランドのジョアンホッグ。"Star of Tears" と "Small of Two Pieces " の演奏はとても美しくて魅力的なので、日本語版(ゼノギアスのアレンジアルバム CREID収録)より印象的。

ゼノギアス アレンジヴァージョン クリイド クロノ・クロス オリジナル・サウンドトラック ゼノサーガ ― オリジナル・サウンドトラック



いくら書こうともこのサントラについて十分に言い尽くせない。後の"クロノクロス"と"ゼノサーガ"の曲を聴けば、光田音楽の頂点と呼ぶにはまだ早い。だが間違いなく彼の最もパワフルで感動的な傑作で、息をのむような曲が、人の心を掴んで離さない。



海外のゲームファンの感想って、かなり熱くとても長いものが多いです(今後どう訳そうか気が重い...)。でも海外のたくさんの感想に触れ、もう思い残すこともなくなりました。PS3でダウンロード配信もされているので未体験の方はぜひ!

以上です、ではまた。


楽しいバイエル併用 ゼノギアス オリジナルサウンドトラックス -MYTH-The Xenogears Orchestral Album Xenogears PERFECT WORKS the Real thing―スクウェア公式ゼノギアス設定資料集

関連記事
スポンサーサイト











ブログパーツ アクセスランキング